■軽度のうつ病です。パキシルからサインバルタに移行中

 

『パキシル』は比較的副作用が少ない抗うつ剤

 

 

 

ストレスなどが原因で神経伝達物質であるセロトニンが減少して
神経伝達のバランスが崩れると、うつの症状が表れることが
あります。

 

 

うつ病以外には、
 ・パニック障害
 ・社会不安障害
 ・全般性不安障害
 ・心的外傷性ストレス障害(PTSD)
 ・強迫神経症
なども同様にセロトニンの減少が原因だと考えられているんですね。

 

 

これらのいわゆる「心の病気」の治療薬の一つとして
処方されるのが『パキシル』です。

 

 

セロトニンは神経細胞内で生成、放出されると一部が再び
神経細胞に取り込まれるという性質があります。

 

 

生成量が正常であれば、再取り込みをされても十分な量が
放出されるので神経伝達のバランスが崩れることはありません。

 

 

しかし生成量が減少すると、再取り込みされるセロトニンの
割合が増え、放出量が不十分となりバランスを崩してしまうのです。

 

 

『パキシル』には、このセロトニンの再取り込みを抑制する
作用があるんですね。

 

 

他の抗うつ剤にも同様の作用がありますが、
『パキシル』はセロトニンのみに作用し、従来の抗うつ剤よりも
副作用が少ないということで広く処方されているようです。

 

 

また正式に承認されていませんが、
 ・月経前症候群
 ・摂食障害
などにも効果があると言われています。

 

 

しかし効果が認められているのは成人に対してのみで、
児童青年のうつ病には効果が確認されていません。

 

 

それどころか強い副作用などの有害事象が報告されており、
児童青年への使用に対する安全性も確認されていないんですよ。

 

 

■パキシルで射精障害(勃起できるが射精出来ない)

 

『パキシル』は早漏防止にも使われている!?

 

 

 

『パキシル』は抗うつ剤の中では比較的副作用が少ないとはいえ、
全く無いわけではありません。

 

 

その副作用の一つが男性機能の低下です。

 

 

『パキシル』に限らず、抗うつ剤の多くには男性機能の低下という
副作用が出るリスクはあります。

 

 

しかし『パキシル』の場合は、服用すると必ずと言って良いほど
この副作用が出てしまうんですよ。

 

 

具体的な副作用の症状としては、
 ・性欲の低下
 ・勃起不全
 ・射精障害
などとなっています。

 

 

詳しい原因は解明されていないものの、
一説では『パキシル』の作用でセロトニンが増え
ノルアドレナリンの分泌を抑制するからだと考えられています。

 

 

脳内物質であるノルアドレナリンは性的興奮に深く関わっていると
言われています。

 

 

さらにセロトニンにはこのノルアドレナリンを抑制する作用があり、
結果的に性的興奮が抑えられてしまうということですね。

 

 

また射精障害の副作用を逆手に取って、
早漏の防止を目的として一部で使われることがあるんだとか。

 

 

しかし臨床試験の結果では射精障害の症例は約6%であり、
早漏防止の効果には疑問があります。

 

 

そもそもムラムラしないとか勃たないってのも辛いですけど、
イケないってのは何とも・・・。

 

 

■抗うつ剤(サインバルタ)はパキシルより副作用は弱い?

 

『パキシル』服用者の7割が性機能障害に、『サインバルタ』は・・・

 

 

 

セロトニンだけでなくノルアドレナリンにも作用し、うつ病などにより
効果があると言われている治療薬が『サインバルタ』です。

 

 

『パキシル』は飲み始めてから効果が表れるまでに
2〜3週間掛かります。

 

 

ところが『サインバルタ』は、早い場合には、
1週間ほどで効果が表れるそうですよ。

 

 

でもそれだけ効果があるということは
副作用も強いのではないでしょうか?

 

 

確かに
 ・吐き気
 ・眠気
 ・口渇
 ・頭痛
などの副作用が出ることがあります。

 

 

しかしこれは『パキシル』も同様であり、
その頻度に大きな違いは無いと言われているんですね。

 

 

また性機能に関しても、ある報告によると『パキシル』服用者の
約70%が性機能障害を経験しています。

 

 

それに対して『サインバルタ』服用者は約40%に留まっており、
3割ほど副作用の危険性が少ないことが分かりますよね。

 

 

一方で、緑内障や前立腺肥大、高血圧、心疾患を患っている場合
には症状を悪化させる恐れがあるとも言われています。

 

 

■その他ルボックスなど抗うつ剤には性欲減退の副作用がある

 

抗うつ剤に性機能障害は付きもの?

 

 

 

『パキシル』や『サインバルタ』に限らず、抗うつ剤には
程度の違いこそあれ性機能障害という副作用はついて回ります。

 

 

どの抗うつ剤にも、セロトニンを増加させる作用があります。

 

 

先に書いた通り、セロトニンが増加すると
ノルアドレナリンの分泌が抑制されます。

 

 

ノルアドレナリンには血管を収縮させ、血圧を上げる働きもあるので、
分泌が抑制されると血圧が下がり、血流が減ります。

 

 

陰部の海綿体が充血することで勃起するので、
血流が減ってしまうとそれだけ勃起しにくくなってしまうというわけ
なんですね。

 

 

でも、うつ病は強いストレスが原因と言われていますよね。

 

 

そのうつ病の治療薬の副作用による性機能障害・・・
これが新たなストレスとなってしまうような気もしますが・・・。

 

■減薬するとうつ病に対する効き目が薄まる

 

抗うつ剤服用の目的は「うつ病の治療」

 

 

 

抗うつ剤の副作用による性機能障害であれば、
減薬や断薬をすれば改善される可能性はあります。

 

 

しかし実際には、減薬や断薬で性機能障害が改善されるという
明確な根拠はないそうです。

 

 

さらに少量の減薬では、飛躍的な改善は期待出来ないそうです。

 

 

そもそもうつ病の治療を目的に処方されている薬ですから、
簡単に減薬や断薬するわけにはいきませんよね。

 

 

なので減薬や断薬する場合には、絶対に自己判断ではなく
医師とよく相談した上でするようにしましょう。

 

 

減薬や断薬が難しい場合には、性機能障害の副作用の危険性が
少ない抗うつ剤に切り替えてもらうと良いかもしれません。

 

 

実際に抗うつ剤を切り替えたことによって、
性機能障害の改善が見られたという症例もあるそうです。

 

 

ただし、眠気や体重増加といった違う副作用が強く出る場合も
あるので注意は必要です。

 

 

また抗うつ剤は服用後数時間で血中濃度がピークになり、
効果とともに副作用も一番強くなります。

 

 

なので服用のタイミングを工夫することで、
性機能障害に対応出来る可能性があります。

 

 

具体的には、「セックス後」や「朝食後」に服用することで
勃起障害や射精障害に対する効果が期待出来るということです。

 

 

しかし、これに関しても明確な根拠は無く、性欲そのものの低下に
関しては効果が低いと言われていますが・・・。

 

 

しつこいようですが、いずれの方法にしても自己判断ではなく
医師との相談の上で行うようにしてくださいね。

 

 

■減薬せずに精力剤と併用して問題ないか?

 

抗うつ剤と精力剤は併用できる!でも効果は・・・

 

 

 

抗うつ剤と精力剤を併用するのって、漠然とですけど、
不安がありますよね。

 

 

効果が無くなるだけならともかく、
飲み合わせが悪くて危険なことになっても怖いですし・・・。

 

 

しかし一般的に精力剤は医薬品ではなく健康食品です。

 

 

なので、精力剤に医薬成分は含まれておらず、
副作用の危険性は極めて低いということが言えます。

 

 

医薬成分が入っていないと言うことは、
抗うつ剤と併用しても悪影響は無いと思われます。

 

 

ところが、抗うつ剤など薬の副作用による性機能障害に対して
精力剤の「効果」は低いと言われています。

 

 

もちろん精力剤には男性機能の向上以外の「効果」もあるので、
服用することがマイナスにはなりません。

 

 

ただし、併用することで悪影響が出る可能性が低いとはいえ、
精力剤の成分によっては併用しない方が良い場合もあります。

 

 

■バイアグラなどの医薬品と併用はおすすめできない

 

併用すること自体には問題は無い!

 

 

 

抗うつ剤の副作用による性機能障害に精力剤は効果が薄いと
なると、次に考えられるのはバイアグラなどのED治療薬との
併用ですよね。

 

 

でも薬の効果(副作用ですが)によって性機能が抑えられている
のに、それを薬で改善しようとしても大丈夫なのでしょうか?

 

 

基本的に抗うつ剤とED治療薬の併用には大きな問題はありません。

 

 

むしろ相性が良いとも言われており、薬の副作用ではなく
「心因性ED」の場合には非常に効果が大きいんだとか。

 

 

しかし重度のうつ病の場合には、ED治療薬を飲んでも半勃ちで
すぐに萎えてしまうなどほとんど効果がないそうです。

 

 

また抗うつ剤とED治療薬の全ての組合せで相性が良いわけでは
ありませんよ。

 

 

中には抗うつ剤の作用によってED治療薬の効果が
低下してしまうものもあります。

 

 

ただちに悪影響が出るというようなことはありませんが、
医薬品の併用には医師や薬剤師の指示をきちんと受けるよう
にしてください。

 

 

■バイアグラED(勃起不全)に効くが射精障害にも効果あり?

 

勃起不全は何とかなります、でも射精障害は・・・

 

 

 

抗うつ剤の副作用による性機能障害には、
 ・性欲喪失
 ・勃起不全
 ・射精障害
があります。

 

 

バイアグラなどED治療薬を抗うつ剤と併用することによって、
EDに効果が出る場合もあると先に書きました。

 

 

しかしED治療薬は基本的に勃起不全を改善するものです。

 

 

なので、中折れしてしまい射精まで至らないというような、
勃起不全に伴う射精障害であれば効果があるかもしれません。

 

 

ところが、ちゃんと勃起して中折れもしないのに射精出来ない
場合には大きな効果を期待することは出来ません。

 

 

射精障害を改善するには
 ・抗うつ剤を変える
 ・減薬、断薬する
という方法が一番効果的と言えます。

 

 

ちなみに、
 ・アモキサン
 ・トフラニール
 ・アナフラニール
などの三環系抗うつ剤には射精障害に効果があるという
研究報告もあります。

 

 

正式な効果として承認されているわけではなく、
これらの抗うつ剤にも性機能障害の副作用はあります。

 

 

要するに、射精障害は改善されても性欲喪失や勃起不全の
症状が出てしまう危険性があるということです。

 

 

性欲喪失なら精力剤、勃起不全ならED治療薬で
改善が期待出来ますが、射精障害は抗うつ剤の量を減らすか
止めるしか改善方法は無いようです。

 

 

うつ病が良くなるまではひたすら我慢、ってことなんですかねぇ・・・。

 

■人工的に勃起や射精を促すと自然な精力が損なわれる

 

ED治療薬に依存性も耐性も無い、でも使いすぎると・・・

 

 

 

抗うつ剤の副作用による勃起不全であっても、
ED治療薬を併用すれば改善が期待出来ます。

 

 

しかし、抗うつ剤は一度飲み始めると減らしたり止めたりするのが
難しいと言われていますよね。

 

 

併用自体に問題は無いとしても、その上さらにED治療薬を
服用することで依存性が強まるようなことは無いのでしょうか?

 

 

ED治療薬は代謝性の医薬品であり、
時間と共に成分が代謝されて効果が薄まっていくんですね。

 

 

なので基本的にED治療薬には、稀に医薬品に見られる、
強い依存性はありませんよ。

 

 

また耐性も無いので、
「飲むたびに効き目が弱くなっていく」なんて心配も無し。

 

 

ただしED治療薬は一過性の効果をもたらすだけものであり、
ED根本原因の治療は出来ません。

 

 

ED治療薬を使い続けることで、
精力の素である男性ホルモンの生成力が落ち、
より深刻なEDへと進行してしまう危険性もあるのです。

 

 

またED治療薬を使うことで勃起はするものの、
それほど気持良くないということもあるそうです。

 

 

これはED治療薬が血流を促して
半ば強制的に勃起をさせているからだと思われます。

 

 

人によっては全身を血が駆け巡っているのが分かるほどなんだとか。

 

 

さらに頭痛や鼻づまりなどの副作用もあり、
セックス中にこれらの症状が出ると気持ちよさが削がれるのは
仕方ないのかもしれませんね。

 

 

■精子の運動量を高めるアルギニンが必要

 

アルギニンは不妊症改善にも効果あり!

 

 

 

ED治療薬を使うと気持良くないのには、もう一つ原因があります。

 

 

中学や高校生の頃に、1日に何回もオナニーをしたら、
最初の1〜2回は大量に精液が出て気持ち良かったですよね。

 

 

でも最後の方は、何か作業的な感じで、イッテも少ししか
精液が出ずにあまり気持良くない感じじゃありませんでしたか?

 

 

ED治療薬には精液量を増やす効果は無いので、
これと同じことが起こってしまうというわけなんですね。

 

 

薬の力を借りているとはいえ、
折角勃起した以上は気持ちの良いセックスをしたいですよね。

 

 

そのために、精子の生成を強化する栄養素を
意識的に摂るようにしましょう。

 

 

特に、
 ・亜鉛
 ・アルギニン
 ・セレン
の3種類が最も重要だと言われています。

 

 

その中でもアルギニンは体内で精子の素となるタンパク質を作る
働きがあるので、さらに重要なのです。

 

 

アルギニンには、
 ・精子の生成
 ・精子量の増加
 ・精子の運動性向上
などといった働きもあります。

 

 

男性不妊症の原因の一つが「アルギニン不足」と言われており、
精力とアルギニンがいかに密接な関係にあるかが分かると思います。

 

 

■アルギニンが含まれている食品

 

アルギニンを摂るならこれ!

 

 

 

精力とアルギニンに密接な関係があるとして、
どのような食物にアルギニンが含まれているのでしょうか?

 

 

特に男性の場合は、栄養素を気にして食事している人も
少ないでしょうから、余計に分かりませんよね。

 

 

一般的にアルギニンが多く含まれる食物は、
 ・牛、豚、鶏肉
 ・豆、ナッツ類
と言われています。

 

 

中でも、
 ・湯葉   ・・・4400mg
 ・かつお節・・・4300mg
 ・高野豆腐・・・4100mg
 ・落花生  ・・・3200mg
 ・鶏むね肉・・・1500mg
などに特に多く含まれています。(100g当り)

 

 

さすがに湯葉はそうそう食べられませんが、かつお節や
高野豆腐であれば副菜として比較的簡単に摂れそうですよね。

 

 

アルギニンは準必須アミノ酸であり、
精子の生成云々とは関係無く、人間に欠かせない成分です。

 

 

しかし過剰に摂取すると、
 ・腹痛
 ・下痢
 ・痛風
などといった症状が出ることがあります。

 

 

WHOが定める成人男性の1日に必要なアルギニン量が
6000〜7000mgとなっています。

 

 

なので、先の食物ばかり摂るような偏った食事にならない限りは
過剰摂取になる心配はあまり無さそうですね。

 

 

■アルギニン含有量が多いクラチャイダム

 

『クラチャイダム』は『マカ』の2倍以上!

 

 

 

アルギニンを多く含み、
精力剤の材料としてよく知られているのが『マカ』です。

 

 

しかし、実はこの『マカ』よりもアルギニンを豊富に含んでいる
植物があるんです。

 

 

それが、別名「黒ウコン」や「黒ショウガ」などとも言われる
『クラチャイダム』です。

 

 

『クラチャイダム』のアルギニン含有量は、何と『マカ』の2倍以上!

 

 

なので『マカ』を使った精力剤よりも『クラチャイダム』を使った
精力剤の方がより効果的にアルギニンを摂取出来るというわけです。

 

 

さらに『クラチャイダム』にはアルギニン以外にも、
 ・亜鉛
 ・ポリフェノール
 ・アントシアニン
 ・クルクミン
などの栄養素が含まれています。

 

 

だから精力増強や滋養強壮以外に、
 ・免疫力向上
 ・代謝機能向上
 ・肝機能向上
 ・眼精疲労改善
なども期待出来るんですね。

 

 

これだけ身体に良いにも関わらず、
天然の植物なので副作用などは一切ありません。

 

 

確かに抗うつ剤の副作用によるEDの改善には
大きな期待は出来ません。

 

 

しかし将来的にうつ病が良くなり、
減薬や断薬をした時には必ずプラスになるはずですよ。